しゃけぶろ

日本語教師。タイ・台湾・沖縄あたりを外こもり。国内外ライブレポ。チラ裏的ログ。

インド人は名字で○○が判る。

インド人と話してたら、インド人は名字でカースト制度のどの階級かわかるらしい。

今はカースト制度は名目的にはなくなっているが、インド社会では根強く残っている。

話してた彼は、階級(バラモン、クシャトリア、ヴァイシャ、シュードラ)のうち一番高いバラモンの弁護士だった。やはり、上の階級の人らは、下の階級の人らと仲良くしたくないらしい。

 

大学でも、国立大学だったようで、周りは、バラモンやクシャトリアばかりだったようだが、どうやらシュードラ用の枠が用意されていて、点数が低くてもシュードラが優遇され入学できるらしい。中国の高考(共通試験)で少数民族が優遇されてるのに似ている。

 

ハイデラバードがある県では、名字は日本と同じく最初に書かれるようだ。他の県では、ファーストネームが先だが。

 

あとは、シク教シーク教)のターバンは、生まれた時から髪を切ってないからそれを巻くらしい。髪を切ると神から与えられたものを無駄にするという価値観のようだ。

 

民族では何族がいるのかという話になり、言語・宗教などどれで分けるべきかと聞かれ、そのときはよく答えられなかったが、冷静に血だろうか。文化だろうか。あまり意識してないようなかんじではあったが。言語や宗教だとインドでは複雑なので、まとめづらいようだった。

 

あまり、インド文化に詳しくないので興味深いことばかりだった。