中国(本土)人と香港人の違い
1.語学に関して
中国人は中国語を話します(当たり前である)
僕のいた深センでは出稼ぎの人が多いため広東語話者は少ないようです。
湖南省、江西省とか遠いとこだと上海の近くの杭州出身とかいました。
それぞれで方言があるようです。
中国本土では、生活する上で英語話せる人と接する機会はかなり少なかったです。飲食店などの店員はまず話せないと思って突撃するしかなかったので、簡単な中国語は覚えておいたらいいと思います。マクドナルドでマックフルーリーが通じなかったのがなんとも歯がゆかったです。メニューに中国語のマックフルーリー(読めませんでした)の下に小さく英語で書いてあったのに。
中国では小学3年生ごろから英語を学習するそうですが、忘れてしまったり、解らなかったり、まじめにやってなかったりで、「Hello」すら知らない人も実際にいて驚きました。日本語だと外来語で英語から来たものがあって、地味に日本人は日常生活で英語を使ってるのですが(細かい発音はここでは無視)、中国ではそれがありません。
例)英語:Internet 日本語:インターネット 中国語:互联网(フーリェンワン)
簡単な英単語でさえ、知らないのがふつうです。でも、わりと「OK」は通じます。
英語話せる中国人の場合、多くが大卒だと思われます。逆に言うと、大卒の多くが英語を話せる感じでした。大学受験のときと、大学入ってからけっこう頑張るのかな。実際に深セン大学のなかを見てきたときも、図書館で真面目に勉強してる人が多くて机がかなり埋まってました。すごい。
英語話せる人は流暢ですが、ふとしたときに、えっ、その単語知らないのっていうことがままありました。個人差はもちろんあります。
とある大卒中国人が知らなかった英単語例: ancestor, density, hamster
一方、香港人は中国語(広東語)と英語を使います。
飲食店の店員もふつうに英語余裕です。
1回目の来店で中国語で注文して、2回目の来店で同じ店員に英語で注文しても何も問題なかったです。中には英語話せないで中国語だけの店員もいますが。
香港の語学環境は本当にすごいですね。駅のホームで右隣では英語で話していて、左隣では中国語(広東語かな)で話していました。大学という駅から乗ってきたインド系(?)の非中国人っぽい学生2人が英語で話していたり。僕が高校生なら香港の大学行きたいぐらいでした。そして、街中では思った以上にインド人サラリーマンが歩いていました。インドから何気に近いと言えば近いし英語通じるしインドより稼げますからね。
2.接客態度
中国本土だと、店員がやる気ないのと性格悪いというか怖い人がけっこういました。表情や態度もそうなのですが、中国語の音の特性上、怖く聞こえてしまうというのもあるかもしれません。ズガーっと一気に言われると怯えます。※もちろん優しい人もいます。
例)日本語:「えっ?」 中国語:「啊?(ア?)」
なんて言ったの?という意の場合です。
ア?って言われると、日本人の本能的に、
「アァ?やんのかコラァ!」になってしまうので。
険しい顔で言ってくるのでなおさら。
慣れの問題でしょうか。
香港だと、接客サービスに関してほぼ日本ぐらいの感覚でした。表情や態度含めて。
基本的に、僕は香港では英語なので意思疎通できたというのも好印象でした。深センより物価高いのでそれなりのサービスの質がないと困りますしね。深センより物価高くてサービスの質が低かったらもう香港こねーよ!ってなりますしね。
オープンしたばかりの香港のアップルストアにも寄ってきたので後日のエントリで書こうと思います。
今日はこのへんで。
ではでは。
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